製品詳細：EAT Forte

MDFと鉄粉を使用した25kgの重量感ボードをベースとしたリジット構造。
このボードを支える脚部にはマグネットが内臓され、これにより床や設置面からの振動を効果的に排除しています。
また高さ調節も可能な脚部には振動を遮断するクッションサスペンションも備わっています。

ターンテーブルは、通常よりも10cm大きい直径40cmで重量は約20kg。
上部の直径30cmの部分には柔らかい合金、軟質の緩衝材を挟んで下部の直径40cmの部分に硬質な合金で形成された二重構造。
通常の30cmタイプに比べて33回転で2460ジュールの慣性質量を得ています。

レコード盤を載せるマットは黒い艶消しタイプで、古いレコードを再利用して作られています。
レコードを細かく砕き、粉状にし再度固めたもので表面は滑らかです。

モーターはAC駆動による滑らかな回転を実現。
モーターやベルトの振動を防ぐために低トルクのモーターを2台使用し、精巧な電子装置によりピュアな力を発揮する設計です。
2台のモーターは高さを変えて配し、ベース部はボード部と別筐体で分離。
MDFと金属のサンドイッチシステムを採用することにより振動を抑える構造となっています。

重量級のターンテーブルを2本のベルトで駆動しています。
ベルトにはシリコンゴムを採用しています。

トーンアームは、世界で認められた匠の技を駆使したIKEDA IT-407を標準装備。
著名な銘機の持つ伝統と技も二味も違った新しい空間が見出せます。
※アームレスモデルもご用意しています。

ベアリングはインバーテッドタイプで、ボールにはセラミックを使用。
ターンテーブルと軸受けには外部に影響の少ないネオ事務磁石が埋め込まれており、その反発する力により軸受けにかかる負担を低減しています。
このためスムーズな回転を得ることができます。
また、ベアリング部の高さは好みに合わせて調節することが可能です。